結婚式当日の失敗を防ぐアドバイス
特にご両親としてはじめて結婚式を迎えられる方々は、思わぬ失敗がありがち。テレビなどで紹介されている失敗談は本当に起こりうる話で、笑えない話です。 そうならないためにも、以下の注意に気をつけましょう。
お父様へのご注意
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[新婦とのバージンロードの入場行進]
たいがいの新婦は長いドレスを着ているため、歩みが遅く、お父様と歩調が合わないことが。ひどいときはドレスを踏んでしまい、当日の本番で参列者の嘲笑をかってしまうことも。
ここは面倒でも、必ず前日までに娘さんと予行演習を。ご都合がつかなければ、最低でも当日本番前の数分を使って、歩調合わせのタイミングを打合せておくぐらいは。あとはお父様自身が本番みんなの視線にあがらないよう、ご注意!
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[親族代表のスピーチ]
本番で原稿を広げて読むのはあまり格好のいいことではないとばかりに、原稿を書かずにスピーチにトライ!でも本番であがってしまい、ひどい時はスピーチにならないことも。やはり最低でも原稿は用意して、うまくいかない時は広げて読むようにしましょう。もちろん事前の練習も大事。人前であまり話をされない方は、できるだけ短い言葉でまとめるように。
「それほど皆さん期待していない」くらいの開き直りの気持ちが緊張から開放してくれますよ。
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[主賓の方々へのご挨拶]
主賓は日頃ご子息ご令嬢が仕事などでお世話になっている方が多く、たいがいの場合は初対面。結婚式こそ絶好のチャンスです。必ず披露宴の前に新郎・新婦に紹介してもらい、ご両親二人で伺うようにしましょう。新郎・新婦がつかまらない場合、受付の方に教えてもらう手も。チャンスを逃すと、先にトイレなどで初対面してしまう恥ずかしい目に。
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[お父様の本番での号泣は?]
特に教会でのバージンロードの入場行進は、何度経験されても、感激のあまり号泣してしまうお父様も多くいらっしゃると聞きます。でもそれは来賓の方や新郎・新婦にとって失礼にあたることではなく、むしろとても感極まる演出ともなり、みんなが最高の結婚式という印象に残るものです。遠慮はいりませんが、感激のあまり頭の中が真白にならないよう、適度にご注意を。
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[お酒は普段よりゆっくりと]
イメージ02 スペース 披露宴やパーティーの場では式からの開放感と喜びのあまり、つい大量のお酒を召し上がってしまうお父様も少なくありません。まして多くのゲストにお酌を返されるのが一般的ですから、多くを口にされてしまうようです。特に普段お酒をたしなまれないお父様やお酒が強くないお父様は要注意。普段たしなまれる方もゆっくりめを心掛けて。ゲストのお酌は全部飲み干さなくても、口をつければマナー違反ではありませんので。
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お母様へのご注意
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[お車代など当日渡すお金のご用意]
主賓の方へのお渡しが必要なお車代。受付を担当されるゲストへの謝礼などの心付けは、いくら包むか、どなたが渡すかを新郎・新婦と事前に打合せのうえ、決めておきましょう。
お母様がご用意され、渡される場合は、最低でも2日前までにご用意されバックに入れておきたいものです。新札がなくて汚いお札になったり、うっかり家に置き忘れる場合もあるので、ご注意を。また不意のご入用のために、予備の新札と袋のご用意も。
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[遠方からのゲストや年輩ゲストへのお世話]
特に当日多くのご招待客をお招きする結婚式の場合、主賓の方や新郎・新婦の直接の関係のゲスト、相手方のご家族、ご親戚へのご挨拶だけで手いっぱいになり、自分たちの親戚へのお世話に手が回らないケースが多々見受けられます。
こういう場合、遠方からの方や年輩の方がいらっしゃると不愉快な結婚式になってしまいます。ここはお父様などと事前に打合せをされ、役割分担をされるとスムーズ。特にお母様はこれら親戚の方へ、道案内や着替えなどのお部屋のご案内などのお世話を優先されるよう心掛けて。
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[大切なご祝儀のお預かり]
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当日受付で集まったご祝儀は、披露宴やパーティーの開始時にご両親に手渡されるのが一般的です。ゲストの招待数にもよりますが、結婚式の費用と同じくらいの現金が集まることもよくあります。
宴会が終わって、無事新郎・新婦に手渡すまで油断は禁物。席を立つときは身内の人に預ける。宴会が終わってからもどこかに置かず、肌身離さず持ち歩くことを常に心掛けて。また大金があるのを知っていて、会場関係者を装い狙う部外者もいるので、気を許すことのないように。
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[会場スタッフへの心付け]
宴会係や着付け、結婚式の進行案内人などへの心付け。以前は慣例化されていて、むしろ受け取るのが当たり前とされていましたが、最近ではサービス料を頂戴しているので受け取らないというところも増えているそうです。それに対し「せっかく用意したから」と無理に手渡そうとすると、お互いいい気持ちで迎えられないことも。そういう場合はきちんと引っ込めることが大事。ただし、感謝の言葉だけは掛けるようにしましょう。
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[仲の悪い親戚への対処]
どうしても招待しなければならないとき、まずポイントとなるのは席の位置。なるべく席を離すことが大事です。関係の近さからやむなく近い位置にならざるを得ない場合は、必ず間に入ってくれる親戚ゲストを配するのも手です。話し相手になる方がいらっしゃれば、その親戚ゲストも話のはずみ方からあなたのことを気にされることもなく、せっかくの式が険悪なムードにならなくて済むでしょう。 スペース イメージ04
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[さらに心配症のお母様へは]
特にはじめて結婚式を迎えられるお母様は、数日前から気になっていろんな事が手につかない、夜も眠れないという方もいらっしゃるほど。
ここはひとつ、多少の失敗も気にされないくらいのお気持ちで臨まれては。適度の緊張は必要ですが、せっかくご両親にとっても思い出となる式が楽しくなかったのでは元も子もありません。それに、心から楽しそうな笑顔で迎えられたほうがゲストの緊張感も解け、喜びの度合いも違ってくるはずです。
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